2010-01-01から1年間の記事一覧
前回、欧文書体部位名称図正式版のレイアウトサンプルをアップしたところ、カリグラフィーのお師匠お二人に書き順(Stroke Order)についてご指摘を頂いた。 前回アップした書き順(Stroke Order)は以下の通り。 これは『The Art Of Calligraphy』に掲載さ…
今年も後少しに。来年はもっと買えるように稼げたら佳いな〜。声と現象―フッサール現象学における記号の問題への序論作者: ジャックデリダ,高橋允昭出版社/メーカー: 理想社発売日: 1970/12メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る…
言語関連 日本語と時間――〈時の文法〉をたどる (岩波新書)作者: 藤井貞和出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/12/18メディア: 新書購入: 5人 クリック: 26回この商品を含むブログ (18件) を見る言語のレシピ――多様性にひそむ普遍性をもとめて (岩波現代文…
今週はIDEA関連をば。idea (アイデア) 2011年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2010/12/10メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (1件) を見る花形装飾の博物誌 (Idea archive)作者: アイデア編集部出版社/メーカ…
金が無いにも関わらず。訓民正音 (東洋文庫)作者: 趙義成出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/11/26メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る字体のはなし―超「漢字論」作者: 財前謙出版社/メーカー: 明治書院発売日: 2010/12/01メ…
先週、欧文書体部位名称図β版をアップしたところ思わぬ反響をいただきまして吃驚している。 で調子に乗って早速正式版のレイアウトサンプルなどを制作してみたので、これまたアップしてみる。 今回は、以下のことを表示するために1シート1文字にしている。 …
本日新しい常用漢字表が告示。 その関連ニュースを取り急ぎまとめた。 官報・官公庁 官報(号外第250号) 「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための漢字使用の目安を定める等の件(内閣二)」 その他、新常用漢字表の告示に伴い、 「戸籍法施行規…
さてさて、9月末から早2ヶ月、欧文書体部位名称図のβ版が完成。 2ヶ月間のほとんどを部位名称の語義確認のため英文を読まねばならない状況に。 英語もっと勉強せなアカンなぁ。 これまでも、欧文書体部位名称の図解(それらは全て、幾文字かを抜粋して図解し…
敢えて紙媒体。読んでみたい。 asahi.com(朝日新聞社):書の「ブログペーパー」創刊 つぶやきや意見を情報誌で - 文化トピックス - 文化
新しい常用漢字表が30日に告示されることが決まったようだ。 各報道機関の記事を以下にまとめた。 (なぜか朝日は記事見当たらず) 読売新聞ー常用漢字29年ぶり見直し、30日に内閣告示 産經新聞ー新常用漢字表を閣議決定 「鬱」や「『茨』城」「『栃』木…
新刊情報の更新と購入できていないもののメモ。 『訓民正音 (東洋文庫)』 『古書修復の愉しみ(新装版)』 『「書」と漢字 (講談社学術文庫)』 『タイポグラフィの基本ルール -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-[デザインラボ]』 『字体のはなし―…
最近はとみに読書量が減っていて積読本は益々聳えたっている中、何とか読み終えた本が出てきた。 読書量が減った原因は調べごとにハマってその調べごとのための文献が悉く英語なので、そちらの読解に時間を要し過ぎという訳。 で実は読了した本は英語の読解…
Bodoni, Manual of Typography - Manuale tipografico (1818) Bodoni: Manual of Typography作者: Stephan Fussel出版社/メーカー: Taschen America Llc発売日: 2010/10/01メディア: ハードカバー クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見るamazonから…
昨日行ってきた。 活版で何が出来るかを模索して行く、始まりのイベント。 まだまだ活版の可能性を模索している段階だが、一番面白い時期。 自分でも活版と文字で何か面白いことが出来るか思案しよう。 それにしても、今週もまたTwitterを通じての交流が出来…
早速、大文字「A」「B」について、部位名称集β版を作成してみたので公開をば。 まだまだ検証すべきことが山積しているので、これからもちょくちょく変更していく予定なのであしからず。 因みに、「*(アスタリスク)」の付いている単語は2つ以上の意味があっ…
ここでは、「スクリプト体」についてのお話から、昨日の印刷博物館での講演を敷衍したお話。 で最後に、WSでカリグラファーの方たちが制作したカリグラフィーフォントの紹介もあり、恥ずかしながら自分のやつもご紹介にあずかりまして。(どれかは秘密)
印刷博物館での小林章氏講演ということで、初めて印刷博物館に来た。 で、ここでのお話の内容(質問に対するご回答含めて)は、 書体の改刻についてのお話を踏まえた、文字を「見る目」について、どこまでの精度で違いを見ることが出来るか。 文字だけを見る…
2010年11月7日(日)第1日目 前日午後11時23分、J-LAF主催の小林章氏WS参加のため、夜行バスにて大阪駅桜橋口から出発。 午前7時過ぎ、夜行バスにて東京駅日本橋口に到着。乗車時間約8時間。 2階建てバスは狭い暗い、遮光カーテンが閉じっぱなしなので何処を…
さて、早速β版制作に向けてα版の整理とまとめをしつつ、一寸β版のサンプルを制作。こんな感じ。 通例の部位名称表と異なり、ある文字で代表させるのではなく、各文字一文字ごと全てに対して部位名称を明らかにしようと、またStroke(筆画)、Parts(部位)、…
「yPad」を無事購入 さてさて、本日、巷で話題の「yPad」を無事購入。 感想は、 『10年前に出会いたかった!!!』 仕事内容が文字通りカタログ制作の最初(クライアントとの打合せ)から最後(納品)までほぼ全ての作業に関わるものだったので、 既存スケジ…
さて、ここ1〜2ヶ月程「欧文書体の部位名称」なんてものを調べていて泥沼にハマっておりました。 今は大分メドが立って、これからβ版へ向けて精査して行くと云う段階。 最終的に何がしたいか。 これまでの部位名称が、ある文字を代表してこの部分は何々、と…
Amazonに未だ登録されていないものもあり、忘れそうなのでメモしておく。 古書修復の愉しみ(新装版)2010年11月10日頃 「書」と漢字 (講談社学術文庫) タイポグラフィの基本ルール デザインラボ 『字体のはなし−超「漢字論」−』2010年12月2日 1,260円 『か…
さて今回は、Calligraphyやhandwriting関連書籍を読んでいて出会った単語、ductusとminimについての紹介。 この2つの単語、普通の英和辞書・英英辞書には載っていない。専門的過ぎる故か。なので未だに意味を十分把握できていないが、ネットで検索して何とな…
千のプラトー 上 ---資本主義と分裂症 (河出文庫)作者: ジル・ドゥルーズ,フェリックス・ガタリ,宇野邦一,小沢秋広,田中敏彦,豊崎光一,宮林寛,守中高明出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/09/03メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 68回この商品を含…
エ〜、先日Twitter上で盛り上がっていた話題『Togetter - 「小文字"g"で広がった組版プロの方々との会話メモ」』に勝手に便乗しまして、小文字『a』と『g』に各々2種類の字形の、その英語名称について調べてみた。意外に用語集に掲載されていないのが興味深…
今回はタイポな洋書を中心に購入。 中には、小林章さんの著書欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)の参考文献を眺めていたら、いつのまにやらAmazonでポチッとなしていたものもw。 文字 (1975年) (日本古代文化の探究)作者: 上田正昭出版社/メーカ…
書体用語を調べているときに出くわした『aperture』なる語、『counter』なる語との区別がつかず、今の今まで調べていたのでその結果らしきものの概要を報告してみる。 結果は、どうも2種類の意味がありそうで、その一つが『counter』と非常に似た意味を持っ…
昨日、用語収集作業を行っている最中に見つけた英語についての紹介をば。 段落標『¶』の英訳は、通常paragraphまたはparagraph markだが、もうひとつ手持ちの辞書には掲載されていない単語がある。 それがpilcrowという語。 洋書の用語解説ではpilcrowは普通…
2010-06-03に、長らく不明だった不親切な用語解説--「父型」の英訳として「punch」を取り上げたが、ここにきて新たな英訳を見つけたので報告する。 Helvetica forever ヘルベチカ・フォーエバー -タイプフェイスをこえて-p.158-159に日独英の「用語対応表」…
「print」、よく見るしよく使う単語の一つである。 この単語は色々な意味を持っているが、その中で動詞として使う場合の内、自分にとって一瞬意味が不明だったものをここにご紹介する。 通常の意味は以下の通り。 印刷する;活字にする 〈本などを〉出版する…