Zapf展図録販売、代引きの取扱はじめました

 
2011.10.11追記:J-LAF様がZapf展図録の販売を開始いたしました。
Zapf展図録の販売が、J-LAF様にて開始されました。 詳細はJ-LAF様のサイトをご覧ください。
なお、なに活様(大同印刷所)での販売は終了しておりますので、なに活様(大同印刷所)へのお問合せ・お申込はお控え頂きますようお願い申し上げます。




2011.9.29追記:おかげさまでなに活様(大同印刷所)にて販売分の図録は完売いたしました。多くのお問合せありがとうございました。


この度は多くのお問合せありがとうございます。
先週9/24より、なに活様(大同印刷所)にて販売しておりました分のZapf展図録(作品解説付)は完売いたしました
残り僅少ではありますが、ご好評につき、なに活様(大同印刷所)へ直接受取の他に、なに活様(大同印刷所)のご助力により、代引きによる発送が可能となりました。図録本体価格と代引き手数料(送料込)は下記の通りとなります。

  • 図録:2,800円
  • 代引き手数料(送料込)
    • 関西・中部・北陸・四国:965円
    • 関東・信越・四国・九州:1,065円
    • 東北:1,275円
    • 沖縄:1,575円
    • 北海道:1,785円

つきましては、ご購入希望の方は下記アドレスのフォームに必要事項と、

  • なに活様(大同印刷所)にご来社して直接受取をご希望の場合
    • 「お問い合わせ内容」に『Zapf展図録希望』と『来社の上直接受取を希望』およびご来社希望日時(なに活様(大同印刷所)営業日時内に限らせて頂きます)をご記入の上(この場合、ご注文後お取り置き致します)、
  • 代引発送でのご購入をご希望の場合
    • 「お問い合わせ内容」に『Zapf展図録希望』と『代引発送希望』の旨をご記入の上、

送信していただきますようお願い致します。
その他ご質問なども、フォームでのご注文時に併せてご記入ください
フォーム内容受取後、なに活様(大同印刷所)より折り返しご案内いたします。
何卒宜しくお願いいたします。

Zapf展図録販売いたします

 
2011.10.11追記:J-LAF様がZapf展図録の販売を開始いたしました。
Zapf展図録の販売が、J-LAF様にて開始されました。 詳細はJ-LAF様のサイトをご覧ください。
なお、なに活様(大同印刷所)での販売は終了しておりますので、なに活様(大同印刷所)へのお問合せ・お申込はお控え頂きますようお願い申し上げます。




2011.9.29追記:おかげさまでなに活様(大同印刷所)にて販売分の図録は完売いたしました。多くのお問合せありがとうございました。
2011-09-26追記:残り僅少ではありますが、ご好評につき、なに活様(大同印刷所)のご助力により代引きによる発送が可能となりました。詳細は拙ブログ「Zapf展図録販売、代引きの取扱はじめました」をご覧ください。
今回どうしても都合でZapf展に行けない、でも図録は欲しい、という方のために、9/24よりPrismShop(なに活様)にてZapf展図録(¥2,800、作品解説付)を10冊(+もう数冊)販売致します。
-販売場所:PrismShop(なに活様)

  • 住所:〒531-0076 大阪市北区大淀中3丁目8-11 株式会社大同印刷所
  • 開店時間:11:00~19:00

<申し訳ありませんが、郵送などは致しておりません。悪しからずご了承ください。(当日は活版ワークショップや雑貨販売などもしていますので、見学がてらお立ち寄りください。たのしいですよ!……殆どなに活様の回し者状態ですなw)


図録以外にも、様々な用紙(和紙や特殊用紙など)、活版や製本などの古道具、木活字などなど、たのしいモノも販売していますし、色々な印刷機(手フート6台、アダナ3台、ガリ版、バーコ印刷機など)もあったりして楽しい場所ですので、一度立ち寄ってみてくださいまし。


なに活様にはこんな機械があります。

手フート6台(写真はワークショップ開催時のもの)



Heidelberg社製プラテン活版印刷機Windmill(Tiegel)



左右は米国製ガリ版印刷機、真ん中はミニな手フート機



箔押し機



エンボス機2台


上記以外にも色んな機械があります。なに活様の詳細は、なに活様blog をご覧ください。

個人的Zapf展顛末記

遂にZapf展が無事開幕した。今回縁あって、Zapf展の様々な事柄に携わることに相成った。助っ人としてだが、ここでワタクシが関わった事柄をここに書き連ねつつ、Zapf展の紹介をしてみようと思う。

チケット

今回は先にZapf展のポスター・チラシ・図録の制作が進行している状況で、それらのデザインを踏まえたZapf展チケットのレイアウト作業に関わる。

日付の箇所に訂正シールが貼られているが、これは当初3月開催予定が震災のため延期した名残りである。

会場資料(作品解説)

図録に付録される図録解説を踏襲しながら、サイズが異なるため版面設計から組版作業、版下制作全てに携わる。途中色々と修正や見直しがあって関係者皆大変だったが、その分図録解説と会場資料(作品解説)は良いものになったのではないか。小林章さんが図録解説と会場資料(作品解説)について書かれているように、是非読んでいただきたい。

会場資料(作品解説)

図録解説(図録に付属)

展示会場用作品キャプション

会場資料(作品解説)からテキストを流用して展示全作品のキャプションシール版下を制作。

作品キャプション貼付作業。アクリル板に貼っているが、後ほどテーブルクロスの方に貼り替えることになる(泣

作品運搬

本来は3月開催予定が、震災のため9月に延期になったが、その間作品たちは何処に眠っていたか?
実は大阪市内の某倉庫なのであった。8月下旬に某倉庫からの搬出作業の運転手をコッソリしてたりするw

搬入作業

ワタクシ自身は昼過ぎに「重役出勤」したゆえ途中参戦だったので、壁への作品展示作業は既に終了済だった。なので写真もない。



トップライトの調整



テーブルの上への作品の配置作業



テーブルの作品にアクリル板をかぶせる。静電気がっ!



作品キャプション貼付作業。自家製物差しと共に



プロジェクターの接続確認作業。翌日思わぬ事態が…



という訳で搬入作業完了。初日を待つのみと相成った。皆密かにドキドキ

初日

無事初日の朝を迎える。

ギャラリー玄関口にもポスターが貼られて準備万端


開廊の時間、午前11時。

既に観覧者が!


その後も観覧者は途切れることなく見えられ、順調に夕方へ。
ギャラリー横の白壁にZapfさんの作品のイメージ映像を流していて、日中はほとんど見えていなかったが、夕方になり見え始める。


宵の口に入り、オープニングパーティーの準備に入る。


パーティーに参加される方々が続々と。

著名な方が続々と!ス ゴ イ


パーティーの挨拶

嘉瑞工房 高岡さんのご挨拶


Linotype社 小林章さんのドイツからの講演

Skype経由での生中継!サーバー等のトラブルにも関わらず見事完遂


パーティーに参加された方々、作品観覧中


物品販売:図録、書籍、見本帳など

レアアイテムばかり


物品販売:ポストカードや、見本帳CD-ROMなど


Zapf夫妻向け記名帳

用紙は嘉瑞工房さんの活版印刷!行かれた方は是非ご記帳を


ワタクシ自身は、合間を見つけては、ひたすら作品を凝視しては字の形や繋がり方、筆勢などを頭に染み込ませようとしていた。特に魅入っていたのは、ギャラリー入口すぐ右のHermannさんのcursiveの作品2点(図録p.19とp.20)と触って観てよい書籍1点(図録p.26)。字の繋げ方が、思いもしない、でも理に適っている書き方や、先日のTypeTalkでJ-LAF代表の三戸師匠が解説されていたという、小文字dの色々な書きぶりを垣間見ることが出来て、早速真似をしようと心に誓ったのであった(このブログに多分、恐らく、性懲りもなく、書いた文字を載せることになると、思う)。あと、GudrunさんのDiotima-Kursivのスケッチは、カリグラフィーペンを使って、小文字aでもcounterを広くしたり狭くしたりbranchingを深くしたり浅くしたりと様々な書きぶりを試したことや、一般にこのようにカリグラフィーペンで書体設計する方はあまりおられないと思うので、その辺が垣間見えて密かに興奮していた。
結局2日間も観覧する機会に与ったが、それでもまだ観足りない気分。観れば観る程新しい発見があるので、時間が許す限りじっくりと目を皿にして観ていただきたい。


搬入作業や初日の模様は、上記掲載分以外の写真もFlickrにて観ることが出来たりするので、是非ともご覧くだされ。

あとがき

まだ色々書きたいことがあったような気がしているがどうにも思い出せないので、思い出した時に密かに追記しておくことにする。

調べ事が主か、御朱印あつめが主か

一昨日、ふと漫画『ちづかマップ』を読み返す
   ↓
第五話の神仏霊場御朱印の件りに心トキメく(文字カッコエエ!)
   ↓
本日心斎橋と大阪府庁に用がある(無理矢理今日にする)
   ↓
何カ所か神仏霊場に参加している神社仏閣に寄れる(こっちがメイン)
   ↓
では つ い で に 行こう
   ↓
というわけで巡って参りました。

坐摩神社(いかすりじんじゃ)

 
通称「ざまじんじゃ」。本町は伊藤忠ビル西向いに鎮座。午前中心斎橋に用があったため、そのあとに伺う。一寸ドキドキしながら社務所にて朱印帳を買い求め御朱印もお願いする。そうしてこの神社がワタクシの神仏霊場御朱印収集最初にあいなりました。

朱印帳(函入り)¥1,500也

朱印帳(本体)

ワタクシの初めての御朱印瀟洒な趣。


御朱印をお願いして待っている間、有名落語家さんとおぼしき方が参拝しつつ通り過ぎたような気もしたが、気のせい気のせい…


website: http://www.ikasuri.or.jp/

大阪府庁(大阪府公文書総合センター)

高麗橋・心斎橋が鉄橋に架換した時(1870年または1873年)にあの本木昌造が関わっているとかいないとか、そんな話を見聞した件をつぶやいた際、@uakira2さんにけしかけられて(笑)、公文書を閲覧しに寄る。該当の文書は事前に@uakira2さんが調べてくれていたのでササッと閲覧。…う〜ん、本木昌造の名は書かれていなかった。残念。取り敢えず複写してソソクサと次の巡礼へ向うのであった。


website: http://www.pref.osaka.jp/johokokai/archives/index.html

大阪天満宮

 
いわずと知れた大阪天満宮。2番目の御朱印記帳。

うむ。(ニヤニヤ)菅公ぽい?!(スミマセン雰囲気だけでのたまってマス)


ここで大体13時半くらい。腹の虫が煩いのでコンビニで昼食を調達。巡礼の方は既にお腹一杯状態(翻訳:もうシンドい)。
ハテサテもう帰るとするか、もう1箇所寄るか、書店に行くか(えっ?!)。結局、近くなのでもう1箇所寄ることにする。


おまけ

門にぶら下がっている十二支のなにか。


website: http://www.tenjinsan.com/

太融寺

 
本日最後の御朱印記帳。大阪人なら聞き覚えのある寺名。この周辺はお寺には似つかわしくないモノだらけで、夜になると途端にアヤシくなる(^^;; でもそんなモノには負けない由緒ある名刹

おおっ(ニヤニヤ)なんか漢だ!



境内にマニ車があったので、回さないはずがない!(グルグルグルッ!!)


website: http://www.evam.ne.jp/taiyuji/

今回のルート


大きな地図で見る


御朱印頂戴したお礼も兼ねていっぱい拝んできたけど、お願いごと一つも念じてこなかったorz

今日の文字

書けば書くほど、字形が変わっていくのが我ながら面白い。段々自分の文字が固まりつつあるか。

「windmill」

本日、再々挑戦。


初回


2回目


今回


dの風車の雰囲気をよりCursiveに、というか動きを表すよう緩やかな曲線にしてみた。あと全体的に角張った雰囲気を取ってよりCursiveに。ホンマモンのWINDMILLにペイントされた文字(↓)は一番上だけども、そろそろ変更したい。

機械にペイントしてあるから…。


「筆仕い肝要たる事」

前回はペンニブ3種類の書き分けをしてみたが、あれからまた文字の書き方が一部変更を加えたのでそれを比較してみる。今回はMitchelの2 1/2で書いてみた。


前回

真ん中がMitchelの2 1/2


今回

特に今回は、「d」の字形を大幅に変更。ギリシア文字の「δ(デルタ)」に似ているが、Cursive的に連綿を意識して書いた場合、この形が一番書きやすい。

今日の文字

昨日、2010年12月に開催された『文字書く人たち』Movieが公開され(是非観てみて!)、それを観た影響か、今日はペンと手の勢い(筆勢)を重視した書きっぷりになった。比較のため、5月に書いたモノと並べてみる。


こちらは5月に書いたもの


こちらは今日書いたもの


書いた本人も驚くくらい書きっぷりが違うなぁ。


今日書いたモノの方は角っぽさを極力取ってよりCursiveらしく書いてみたのと、筆の勢いを借りてSwashをより大胆に入れてみた。普通のs(Short s)ではCursiveのつながりが表現し辛かったので、所謂Long s(小文字のfのCrossbarの無い文字)を採用していたり、小文字のrは筆記体でもよく見る形を採用している(Bastard Secretaryのとある写本にもちゃんとあるもの)。


まだまだだけども、何か見えてきた気がする、今日の文字書きでした。

今日の文字と気付き

いやあおもしろいなあ、文字は書けば書くほど新たな気付きが出てくるなあ。


というわけで、本日はかなり前に一度書いた、「windmill」と「heidelberg」に再挑戦。


まずは書いた文字の写真から。

「windmill」



「heidelberg」


「heidelberg」の方は、「windmill」に比べてアセンダーをワザと低く抑えている。これは、「heidelberg」のアセンダーを通常のまま書くとどうしても収まりが悪くて(2011.5.19前回書いた分)。で今日ふと思ってアセンダーを通常の半分まで低くしてみたらあら不思議、収まりが良くなった、気がする。


で、何に気付いたかというと、
こういう一単語を書こうとするとき、「logo」のデザインと無意識に捉えている自分がいた(もう職業病ですわ)。で、この場合は巧く書こう収まりよく書こうとしている故、字に勢いがなくて固くてつまらない。Brauseのmetal nibを使用している時に特にそういう傾向が強い。で、先日からMitchelでも字を書き始めたので、先日気付いたことを踏まえ、上記のような状態に陥らないように、取り敢えず勢いで、収まりがどうのこうの関係なくペンのしなりのリズムの赴くまま行ったれと書いたのが上の写真。自分ではまあ、固さは取れた、かな、と思うけども、薄皮一枚向けた程度ですね。