電子書籍の真実とは?
結局何週間かかったのだろうか、この書籍を読了するまで。
職業柄、今までは『第4章 課題1−フォーマットおよび日本語の問題』関連についてばかり追いかけていたが、
この書籍で『第5章 課題2−流通の問題』および『第6章 課題3−権利の問題』について、
書籍・雑誌が音楽のように直ぐさま電子流通できないのか、が知ることが出来て有意義だった。
- 作者: 村瀬拓男
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: 新書
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(以下の目次は- MYCOM BOOKS - 電子書籍の真実より拝借させていただきました)
- はじめに
- 第1章 2010年電子書籍元年
- 第2章 日本の電子書籍の歴史
- 第3章 電子書籍とは何か
- 第4章 課題1−フォーマットおよび日本語の問題
- 第5章 課題2−流通の問題
- 誰が価格を決めるのか
- 定価販売しかモデルを持たなかった出版界
- 価格を決める基準は何か
- 価格戦略をどうするのか
- もともと安い日本の書籍
- 「デジタルだから安い」という誤解
- 宣伝にまつわる問題点
- 配信事業者による「検閲」問題
- 『華氏451度』のような世界?
- 第6章 課題3−権利の問題
- 第7章 電子書籍がもたらす出版の未来
- 変化せざるを得ない出版社
- 目を閉じても電子書籍はなくならない
- 迫られる利益構造の組み換え
- 書店や取次はどうなるのか
- 求められる出版界としての協調
- 何を変え、何を守らなければならないのか
- 守るべきは本を安定して再生産できる環境
- おわりに